西武武内夏暉投手(23)が、11月の「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」に臨む侍ジャパンのメンバーにリストアップされていることが27日、分かった。大卒ルーキーがトップチームに選出されれば異例。今季すでに9勝を挙げ、先発ローテの一角を担う左腕を、井端弘和監督(49)と吉見一起投手コーチ(40)が高く評価した模様。2連覇がかかるプレミア12でも先発として期待がかかる。

西武では今季開幕ローテ入りを果たすと、開幕5連勝で勢いに乗った。16日ロッテ戦(ベルーナドーム)では7回まで打者21人連続で抑える完全投球で、プロ初完封。制球力が高く、今季20試合137回1/3を投げ、与四球はわずか19個。抜群の安定感が好成績を支えている。150キロを超える直球に、変化球もカーブ、スライダー、チェンジアップ、ツーシームと多彩に操り、白星を重ねてきた。次回最終登板で2桁勝利を挙げて規定投球回に達すれば、新人王も現実味を帯びる新星左腕だ。

侍ジャパンでは過去に19年プレミア12で当時ソフトバンクの新人だった西武甲斐野を追加招集、21年東京五輪で広島栗林が1年目で選出されたが、先発投手では極めてレアケースといえる。26年WBCまで続投が決まった井端監督のもと、将来性と実力いずれも兼ね備えた大抜てきとなる。

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