新たな“史上初”が生まれるか。野球殿堂博物館は3日、25年の野球殿堂入り候補者を発表。プレーヤー表彰の候補に、イチロー氏(51=マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクター)が加わった。
候補となり1年目で殿堂入りすれば、18年の松井秀喜氏、金本知憲氏に続く史上7人目となる。日米で残した実績を考えれば「一発当選」は確実視される。焦点は、プレーヤー表彰では史上初となる満票による選出なるか、と言える。
イチロー氏は11月18日(日本時間19日)に米野球殿堂の候補者にも名を連ねた。日本人のノミネートは、野茂英雄氏、松井秀喜氏に続く3人目。米国でもイチロー氏が日本人初の殿堂入りとなることが確実視されている。日本の殿堂と同じく、満票なるかが焦点だ。これまで満票は、最多652セーブのリベラ(ヤンキース)しかいない。
日米同時で候補者1年目での野球殿堂入り、しかも、ともに満票での選出なるか。発表は、日本は25年1月16日、米国は同21日(日本時間22日)の予定だ。
◆野球殿堂 1959年創設。日本野球の発展に大きく貢献した人たちの功績をたたえ、顕彰する。競技者表彰(プレーヤー部門と、指導者も対象となるエキスパート部門)、審判員やアマも対象となる特別表彰がある。選出はいずれも投票で75%以上の得票が必要。殿堂入りした人は東京ドームにある野球殿堂博物館にレリーフが飾られる。
◆対象者と選出方法
【競技者表彰】
◇プレーヤー部門 引退後5年経過したプロ選手が対象。15年間を有資格者とする。野球報道15年以上の経験を持つ委員が投票。
◇エキスパート部門 プロの監督、コーチで退任後6カ月以上が経過しているか、引退後21年以上のプロ選手が対象。選考は殿堂入りした者と競技者表彰委員会幹事及び野球報道30年以上の委員が投票。
【特別表彰】対象は<1>アマの競技者で選手は引退後5年、指導者は退任後6カ月以上<2>プロ、アマの審判員で引退後6カ月以上<3>プロ、アマの組織などの発展に貢献<4>野球に関する著作物を有する者や、報道関係者としての実績がある者。選考はプロ、アマの役員や学識経験者が投票する。



