楽天ドラフト1位の宗山塁内野手(22=明大)は、球団の垣根を越えて愛される選手を目指す。
昨秋のドラフト会議で5球団競合の末に入団。1軍キャンプを完走し、2月の対外試合でも存在感を示した。趣味はサッカー観戦で、ブライトンの三笘薫、レアル・ソシエダードの久保建英ら海外トップリーグで活躍する日本人から刺激を受けているという。球団の新人では初のプロデュースグルメの販売も決定。スター候補の素顔に迫った。【取材・構成=山田愛斗】
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早くも楽天の顔になりつつある。ルーキーとして、初めて楽天モバイルパークでプロデュースグルメ販売が決まった宗山は「自分が球場に来て、こういうメニューがあったらいいなというものを実際に作っていただきました。たくさんの方に食べてもらいたいです」。本拠地開幕戦の4月1日西武戦から弁当、サラダ、シェイク、クレープの4種類が“宗山グルメ”として登場する予定だ。
食へのこだわりは強い。野球選手は体が資本。大学2年の終わり頃から口にするものに気を配るようになった。「けがをするのは一瞬。長く野球をやっていきたいので、レベルが上がっていく中で体が一番大事になってくる」。ウインナー等の加工肉は食べず、糖質とアミノ酸を自ら配合した特製ドリンクでエネルギー補給するなど日々、妥協はしない。
かつては、食事の時間もトレーニングの場だった。利き手は右だが、野球では右投げ左打ち。父伸吉さんの勧めで、小学4年頃から左手で箸を持つようになった。「左手をうまく使えるようにということで。字を書くのはなかなか難しいので、箸を使ってというのは最初に父に言われて、自分もいいかなと思って始めました」。そこで養った器用さが、シュアな打撃にも生きている。
「活躍して自分のメニューを食べたいと思ってもらえるぐらいの選手になりたいです」。プレーとグルメ両方を楽しんでほしい-。それが宗山の願いだ。
▽宗山塁のこだわり鶏弁当(1300円) 鶏肉はタンパク質をたくさん取れるお肉なので意識して食べるようにしてます。自分も球場でお弁当を食べたことがあって、どうしても熱々を提供できないと思うんですが、冷めていてもおいしいままですごいですし、球場に行ったら食べたいです。
▽宗山塁の彩りシーザーサラダ(900円) 食事の最初に野菜から食べる(=ベジファースト)のは中学生、高校生ぐらいの時からやってた記憶があります。具材を見て卵とか鶏肉が入ってたらうれしいですね。
▽宗山塁のもっちりフルーツクレープ(800円) フルーツをたくさん使っていて、甘さもそんなにくどくないというか、いろんな人に手に取ってもらいやすい商品かなと思います。
▽宗山塁のブルーベリーシェイク(720円) (明大カラーの)紫を使ってもらったのはうれしい。さっぱりしていて、いろんな人が飲みやすいと思います。



