ヤクルトが今季7度目の完封負けを喫し、借金は今季ワースト更新の11となった。

3回まで27球とテンポよく無失点に抑えていた先発山野が4回に突如、乱れた。先頭門脇の遊撃内野安打を皮切りに1死一、三塁のピンチを背負うと、甲斐に10球目を先制の中前適時打とされた。さらにヘルナンデス、巨人先発の赤星にも適時打を献上し、一挙に4点を奪われた。6回には2番手山本が赤星に四球を与えて2死一、二塁とした後、増田陸に三塁手・茂木のグラブを弾く適時二塁打を浴びて追加点を奪われた。ともに投手の出塁が失点に絡み、高津監督は「こちらの指導が足りないのかなと思います。考え方も含めて」と言った。

打線も巨人先発赤星を攻略できず。3回は1死三塁、5回は1死一、二塁、6回は2死一、二塁と攻めたが、あと1本に欠いた。同監督は「得点圏からのバッティング。こっちは(得点圏で)6(打数)の0(安打)か。ランナーを置いてからあと1本というところ」と敗因を挙げた。

これで5月は4勝12敗1分けとなった。村上、塩見、長岡ら主力を欠く中で、苦しい戦いが続く。指揮官は「まず打たなきゃだめ。点を取らないと。現状なかなか点が取れないので。ピッチャーは先に点をとってもらえるまで何とか頑張るとか、野手はなんとか1点先に取るとか、そういう基本的なところを目指してやっていかないといけない」と話した。