リーグ優勝しても“竜の怪”は続いていた。阪神が今季7度目の完封負けで2連敗。中日戦は10勝11敗で、再びリーグ唯一の負け越しとなった。借金13でリーグ5位に沈む井上竜に、なぜか貯金30の猛虎が苦しんでいる。

才木浩人投手(26)は、優勝が決まった7日の広島戦で危険球退場してからの初先発。7回1失点と粘投したが、援護にも恵まれず6敗目を喫した。「いい感じでいけていたので。7回の先頭かな。あれがもったいなかったかな」。0-0の7回。先頭ボスラーに右翼線二塁打を浴びると、1死三塁から石伊の右前適時打で均衡を破られた。

今季の才木はセ4球団に防御率1点台だが、中日戦だけは防御率が3・32に跳ね上がり、3戦3敗と唯一勝ち星がない。この日、リーグトップの防御率は1・60と良化させたが、DeNA東に並ぶトップ13勝もお預け。「改善点もいっぱいある。0でいけるに越したことはない。しっかり0でいけるように」と痛恨の1球を反省せずにはいられない。藤川監督も「また頑張ればいいかな、と思いました」と次回こそを期待した。

“竜の怪”は打線にも…。10-11の打ち合いとなった巨人戦の一夜明けは0-1負け。36歳のベテラン左腕、大野の前に8回を4安打に封じ込まれた。今季5度目の対戦で勝ち星なしの0勝3敗。いまだ土をつけられていない。

今季の中日戦は全て甲子園であと4試合。怪を一掃して完全セ界制覇といきたい。【磯綾乃】

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