首位打者争いは、まだまだこれから! 阪神中野拓夢内野手(29)が2試合ぶりのマルチ安打を決め、打率を2割9分に上げた。4試合連続安打に「いい感覚できていると思います」。残り11試合も安打を積み重ねていきたいところだ。
初回1死の第1打席、中日松葉の内角高めスプリットに詰まりながらも右翼線二塁打。先制の好機をつくると、3回先頭で迎えた第2打席は低めツーシームを右前へ。佐藤輝の2ランにつなげ、4打数2安打で得点にからんだ。
打率リーグトップは現在、広島小園の3割7厘。3割台に戻せば、おのずと首位打者も見えてくる。中野のキャリアハイは、日本一に輝いた23年の2割8分5厘。初の打率3割について「目標としてはやってますけど、数字がどうというよりは、自分がどういうバッティングをしたいのかというところ」と冷静だが、射程圏内に入っている。
「毎試合毎試合、自分がやるべきことをやって、その結果という形になればいいと思っている」。21年の盗塁王、23年の最多安打に続く打撃タイトル獲得へ、黙々と快音を積み重ねる。【磯綾乃】



