3年ぶりの秋季キャンプ参加となった広島坂倉将吾捕手(27)が、充実感とともにキャンプ地を後にした。参加野手最年長ながら、早出特守や全体練習後の課題練習にも加わるなど、特別扱いは一切なし。「何でもやるつもりでキャンプに来ましたし、純粋に野球がうまくなりたいと思ってやってきた」。原点に立ち返り、後輩たちとともに懸命に汗を流した。

今季は右手中指の手術の影響もあり、攻守に精彩を欠いた。5年ぶりに規定打席に届かず、打率は2割3分8厘。送球面にも不安が残り、盗塁阻止率は昨季の3割8分5厘から1割8分1厘に悪化した。昨季も前半戦は打撃不振に陥るなど安定しないシーズンが続く。「これも自分の実力なので、だからやるしかない。このキャンプでは実戦での結果は気にせず、しっかりと1球1スイングにしっかり意識してやることができた。来年の開幕まである時間を考えると、たったの3週間かもしれないけど、僕にとって濃密な3週間になったことは間違いない」。停滞感を打ち破るためにも、キャンプ終了後もやらなければいけないことがある。

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