広島栗林良吏投手(29)が26日、マツダスタジアムで契約更改に臨み、2000万円増の1億8000万円でサインした(金額はすべて推定)。今季は開幕時の抑えから登板場面を問わない役割に配置されたが、3年連続50試合登板となる55試合で1勝1敗23ホールド、10セーブを記録した。プロ入りから5年連続の増額に「正直、年俸が上がるとは思っていなかった」と驚きの笑顔を見せた。
昨年10月に右肘クリーニング手術を受けて迎えた5年目も、開幕から抑えを任された。だが、登板3試合目に5失点すると、4月末まで登板9試合で防御率7・56の滑り出しとなった。シーズン途中からは抑えから配置転換されたものの、徐々に安定感を取り戻し、勝ちパターンを支える役割をまっとう。試合に臨む姿でも、若い中継ぎ投手の見本となった。
6年目の来季は先発に転向することが決まっており、すでに先発仕様の体づくりを目指してトレーニングを続けている。「不安な気持ちが一番強いですけど、この不安な気持ちがあるから、オフの取り組みも前向きにできている、やらなきゃいけないと、いいオフになっている」。今後も広島を拠点にトレーニングを続け、2月1日からの先発ローテ争いに照準を合わせる。



