侍ジャパンに選ばれている阪神森下翔太外野手(25)が30日、沖縄キッズたちにダブル頂点を約束した。先乗り合同自主トレの最終日を終え、午後は沖縄・うるま市内の小学校を訪問。元気あふれる小学6年生145人と交流し、エネルギーを受け取った。「またキャンプでいい顔を見せられたら」と、来年はWBCとリーグ連覇を手土産に、子どもたちと再会するつもりだ。
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キャンプイン2日前、森下が強力な“援軍”と交流した。「いやー、もうエネルギーがすごかったですし、自分はこういう機会が少ないのでいい機会でした」。オフの自主トレから追い込んでいた男にとっては、つかの間となる子どもたちとのふれあい。「いい経験になりました」と笑顔で交流イベントを終えた。
昼過ぎに先乗り自主トレを打ち上げ、午後3時ごろにうるま市内の小学校を訪問。小学6年生145人を相手にキャッチボールを披露したり、質問コーナー、写真撮影などを行い、パワーを受け取った。理想は来年も胸を張って子どもたちに恩返しをすること。「(来年)優勝して来るのと、優勝できずに来るのとでは変わってくる。いい形で終えて、またキャンプでいい顔を見せられたら」。侍ジャパンの一員として3月のWBCや阪神のリーグ連覇を約束した。
特にWBCまでは残り2カ月を切っている。自主トレではフリー打撃で2日連続快音を響かせ、順調な調整ぶりを見せた。日の丸ではセンターを守る可能性があり、慣れない守備も特訓中。全国の子どもたちに夢を与えるため、気温20度のなか大量の汗を流した。「野球をやったことがある子ども以外も、WBCを通して野球のことを知ってくれたらいいなと思う。第一線でやっている身として、スポーツの楽しさを教えられたら」。自らのバットで南国に朗報を届けるつもりだ。
質問コーナーでは「ホームランを打つコツ」を問われ「いかに振る力をつけるか。たくさんボールを打つ。とにかく打つことは、小学生の頃からやってきて良かった。手が血まみれになるまで頑張ってください」と、子どもたちに金言を与えた。積み重ねてきた努力を信じ、世界とセ界に挑む。【只松憲】



