楽天前田健太投手(37)が文句なしの快投を見せた。今季最長の6回を71球、1安打6奪三振無失点でまとめ、試合後も思わず声が弾んだ。「最高でした。いい結果が出て良かった」。長いイニングを投げることがこの日のテーマだったが、少ない球数でそれを遂行した。
変化球で翻弄(ほんろう)した。4回、西武先頭の桑原、続くカナリオをチェンジアップで空振り三振に仕留め、続く渡部はスライダーで投ゴロ。4回まで完全投球に封じた。5回先頭の林安可に初安打を許したが、続く西川をスライダーで一ゴロ併殺に仕留め後続を断った。「しっかり全ての球種をうまく投げ分けることができた」と、うなずいた。
試合中の気温は12度ほど。肌寒さもある中での一戦だったが、半袖でマウンドに上がった。「デトロイトとかミネソタだったら普通に開幕マイナスとかあるんで。それでも半袖で行く時あったんで」と強調。「寒いとこでやってたんで、もしかしたら寒さに少し強くなってる可能性はありますね」。2ケタ気温なら問題ないといい、初回には最速152キロを記録した。
このままのローテーションなら、ソフトバンクと対戦する31日のホーム開幕戦で先発する可能性が高い。「徐々に気持ちも高ぶってきてますし、チームとしてリーグ優勝、日本一を目指すっていうところで、しっかり力になれるように、たくさん勝ちを届けられるように頑張りたい」。マエケンが貫禄の投球で多くの白星を呼び込む。【山田愛斗】
▽楽天三木監督(前田健の投球に)「ゲームの強弱というか、ポイントしっかり押さえながら、マウンドには前田健太の世界観があるのが素晴らしいなと思う」



