<ロッテ4-3ソフトバンク>◇30日◇QVCマリン

 育成出身のソフトバンク千賀滉大(こうだい)投手(19)はデビュー戦で、3回2/3を4安打3失点で降板となった。

 3回まで無安打無得点で踏ん張ったが、4回1死の井口資仁内野手(37)から3連打で満塁。2死をとった直後、大松尚逸外野手(29)に2点適時打を浴び、さらに連続四球で1点を失ったところで交代となった。

 23日に支配下選手となり、背番号128から21になったばかり。育成出身で初となるデビュー戦勝利はならなかったが、直後の5回に打線が3点を返し、千賀の負けは消えた。

 降板後、広報を通じて「予想していたより緊張せず、3回までは自分の投球ができたと思っています。4回は打たれるごとに余計な力が入ってしまい、冷静さもなくしてしまってました。今はいろいろ考える余裕はないですが、あとで1球1球振り返って必ず次の登板に生かしたいと思います」とコメントした。