<ソフトバンク9-2ロッテ>◇14日◇ヤフオクドーム

 ソフトバンクが先発全員13安打の猛攻で大勝した。

 2-2同点の5回、ロッテ2番手の中後悠平(23)から2連続四球。代わった南昌輝(24)に3番の内川聖一外野手(30)から5連打で5点。8者連続出塁を記録した後、1番長谷川勇也外野手(28)の犠飛で一挙6点を奪った。さらに7回も長谷川の適時打でダメ押しの9点目。先発の武田翔太(20)が制球に苦しみ、5回途中で降板したが打ち勝った。

 2試合続けて打線がつながり、秋山幸二監督(51)は「相手の四球2つがきっかけになった。それをうまくつかんだ」と相手ミスを突いた猛攻に満足顔。ただ、登板3試合目も白星を手にできなかった武田については「そこが一番問題。2回からバランスが崩れている感じに見えた」と指摘した。