<阪神12-6ヤクルト>◇1日◇倉敷

 2度のビッグイニングを作られての2連敗に、ヤクルト小川淳司監督(56)も表情をこわばらせた。初回に7失点し、4回には5失点。それ以外のイニングは無失点で1安打に封じていただけに、大量失点が響いた。

 4回途中10失点でKOされた石川について、小川監督は「追いつくには最低限(初回の)7点で何とかしておかないと。追いつく、追いつかないは分からないけど、負け試合になってしまう。調子の良し悪しもあるだろうけど、ストライクをそろえすぎるのがね。あれぐらいの投手になれば、かわしながら投げてほしい。でも結果がすべてなので」と苦言を呈した。