28日のWBC中国代表戦に先発予定の巨人東野峻投手(22)が26日、新球の高速フォークを武器に、中国打線をねじ伏せることを誓った。「前回(14日の日本代表戦)は点を取られてしまったので、次は結果にこだわっていきます」と、闘志を燃やした。

 力強い言葉の裏には、秘策が隠されていた。宮崎春季キャンプ中に、尾花投手総合コーチのアドバイスで従来のフォークより握りを浅くして投げる高速フォークを習得。今オフはチェンジアップにも挑戦したが、150キロを超える直球との球速差もわずかで制球の安定する高速フォークを選択した。落差は大きくないが、直球との区別が付きにくく、打者の目を幻惑するボールだ。

 21日のWBC日本代表戦で試投し、チームメートでもある小笠原から空振りを奪った。「自分にとっては手応えを感じた1球になりました」と、新球の威力を感じ取った。この日は、ジャイアンツ球場でランニング、ダッシュなど休日返上のトレーニング。「疲れはない。やるだけです」と、決意を込めた。【久保賢吾】

 [2009年2月27日8時6分

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