<ロッテ5-8西武>◇10日◇千葉マリン
西武中島裕之内野手(27)は、球団記録となる4試合連続の猛打賞は逃した。それでも4打数2安打2得点で打線をけん引した。5回にスライダーで体勢を崩されながらも中前打を放ったように「崩されてもバット(の芯)に当てられている」のが好調の要因だ。打率はちょうど4割。4、5、6番が打率1割台と調子が出ない中、3番打者の存在感は際立つ。渡辺監督も「非常にいい状態」と満足そうにうなずく。
4日の時点では12球団ワーストのチーム打率だったが、これで5試合連続2ケタ安打。選手会長のバットに呼応するように、打線全体の調子も上がってきた。この日、9番右翼でスタメン起用された上本が1本塁打を含む4安打2打点と爆発するなど、14安打で8得点。前日の試合で、死球をめぐって乱闘騒ぎに発展した後味の悪さを猛打で吹き飛ばした。「打ち合いになったら打ち勝とうと言ってたんでね。いい勝ち方でした」。帰りのバスに乗り込む中島の表情には、充実感が漂っていた。【亀山泰宏】
[2010年4月11日9時16分
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