右肩痛で離脱しているソフトバンク武田翔太投手(21)が25日、約半年ぶりに実戦復帰した。3軍の四国IL・愛媛戦に3番手で登板。2イニングを37球、3安打2失点。最速は153キロと肩の不安を一掃した。「緊張しましたよ。肩が安定してしっかり腕が振れている。1年目よりよくなっている」と久々の武田スマイルだ。制球に苦しんだが、倉野3軍投手コーチは「球の質が故障前よりよくなっている。制球は投げていけば感覚がいい投手なのでつかんでいく」と心配しなかった。今後は未定だが本人が目指す交流戦後の1軍合流へ大きく前進した。