日本ハムのドラフト1位、花巻東・大谷翔平投手(18)が25日、入団会見後に本拠地・札幌ドームへ移動し、投打で栗山英樹監督(51)と対決した。

 背番号11のユニホーム姿も初披露し、まずは指揮官のエスコートでマウンドへ。軽く投じた1球に栗山監督は空振り。その瞬間、札幌ドームのビジョンには「160キロ」と表示される球団のサプライズ演出もあった。

 続いて攻守交代し、ヘルメットをかぶって左打席へ。投手役の栗山監督は投球動作の途中でボールを落とすというエア投球に、しっかりスイングしてみせた。初めて札幌ドームに訪れたという大谷は「感動しましたし、とても広かった」と笑顔。「しっかりとここで投げられるようにしたいし、打てるようにしたい」と近い将来の活躍を誓っていた。