でっかい目標をぶち上げた。阪神ドラフト4位の西濃運輸・小豆畑真也捕手(24=中部学院大)が、巨人阿部慎之助捕手(33)超えを宣言した。20日、岐阜市内で行われた「岐阜ベースボールフォーラム2012」に出席。19日に5億7000万円(推定)で更改した球界最高の捕手に挑戦状をたたきつけた。

 プロ野球選手の評価は年俸に表れる。小豆畑は「自分がそこまでの選手か分からないけど」と前置きした上で「金額は評価に直結すると思うので。自分でなるべく頑張りたい。1番と言われるように。気持ちだけでも」と話した。

 年俸5億7000万円超えとなれば、球界最高クラスだ。もちろん、過信しているわけではない。「課題はすべて。バッティング、スローイングも武器ですが、プロのなかでは足りてない部分もあると思うので」と、地道に課題を克服していくつもりだ。

 サクセスストーリーを夢見て、現在は西濃運輸を中心にトレーニング。1年目年俸840万円から球界NO・1捕手へ。小豆畑は鍛錬を積む。【池本泰尚】