WBCを終えフロリダ州のキャンプに戻ったアストロズ青木宣親外野手(35)が24日、チームに再合流し練習を再開した。チームは遠征試合だったためこの日は居残り組に入って練習を行い、明日25日(日本時間26日)のナショナルズ戦でオープン戦に復帰する。

 練習後にはWBCを振り返り「なんか夢のような大会、ですかね。改めてやっててね、これだけ興奮するような試合ってないと思うし、シーズン初めにこういうふうにビッグゲームができるということ、すごくうれしく思ってます」としみじみ。アストロズには米国代表のルーク・グレガーソン投手が所属しており、青木は米国との準決勝後のチームメートらとの秘話も披露した。「ちょうどドーピングに当たって、あの日、試合終わってから。あんな胸くそ悪いときに、イエリチ(マーリンズ)とグレガーソンがいて。(チームに)カムバックするなんて言って」と明かし「まあでも、またこうしてチームメートとしてやれるっていうのも、何かいいものがあるような気がします」と話した。