新日本プロレスの第10回ライオンズゲート新宿FACE大会が21日に行われ、北村克哉(32)が「ヤングライオン杯」で優勝を飾った。最終戦で岡倫之(26)を強烈なスピアーなどで粉砕し、5戦全勝で12年ぶりに開催の若手の登竜門大会を制した。

 レスリングの全日本選手権覇者で世界選手権出場経験も持つ体重120キロ、ベンチプレス262・5キロの筋肉獣は、3月にデビューを飾ったオールドルーキー。蝶野、小島らに続く大会制覇に「偉大な先輩、その中に入りたい…、ではなく、入ります!」と誓い、来年の米国遠征を熱望した。