覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで逮捕された女子プロレスラー、浜田文子容疑者(37)が19日、弁護士を通じて謝罪文を公開した。

 東京・水道橋で行われた会見には、担当の田中広太郎弁護士と父親でプロレスラーのグラン浜田(67)も出席した。浜田容疑者は謝罪文で「私、浜田文子は、違法な薬物を使用するという大変に大きな過ちを犯してしまいました。このような犯罪を行ってしまったことは、すべて私の弱さに原因があります」と書き、ファンや仲間、関係者に謝罪した。

 逮捕の1日か2日前にマンションを訪ね、顔を合わせたというグラン浜田は「会ったときは、何もなかった。笑顔で別れたのに。申し訳ありません。何を考えても心当たりがなく、何も話せる状況にない。親として失格です。親としてはバカヤローと言いたい。自分が犯した罪。心を入れ替えて、もし、プロレスをやるんだったら、しっかりやってもらいたい。プロレスしかできないでしょう、あの子も。オレもそうです」と沈痛な表情で話していた。

 13日に警視庁西新井署に逮捕された浜田容疑者は、16日に10日間の勾留決定がなされ、さらに10日間追加の勾留がなされるという。その間に検察庁が起訴かどうかを決定する。