数々の名勝負を繰り広げてきた棚橋弘至(41)とオカダ・カズチカ(30)が“初合体”した。

10人タッグ戦終了後に、ジェイ・ホワイトらから集団攻撃を食らうオカダの元に、勢いよく駆けつけたのは棚橋。「バレット・クラブ」の面々を蹴散らすと、トンガをロープに振って2人でエルボーを食らわせた。2人の因縁を知るファンが沸きに沸くなかで、リング上に残った2人が向かい合う。何か言葉を発した棚橋が手を差し出すと、しばしの時間を置いてオカダがその手を握りかえし、がっちり握手を交わした。

12年にオカダがレインメーカーとして凱旋(がいせん)帰国後は、敵対関係が続いた両雄。8日の両国大会では棚橋をオカダが救出し、その後はオカダを棚橋が助ける場面があったが、合体技を仕掛け、握手までしたのは初めてだった。「自分でもどうなるか分からない。プロレスは裏切りだけじゃないから」と棚橋が言えば、「握手の意味は、友達。棚橋さんに初めて友達ができたんじゃないかと思います。これでタッグを組むわけじゃない。今回助けてもらったことに関しては、ありがとうございます。ただなあ、俺は向かっているところがある。棚橋さんだってそうでしょ。ケニーを倒そうとしてるんでしょ。俺もね、今、かわいい後輩を1人、かわいがってやらなきゃいけないから。まあ、何があるか分かんないよ、プロレスは」とオカダ。今後の展開が大注目となった。