立ち技打撃格闘技のK-1は23日までに「K-1ワールドMAX2025」(2月9日、代々木第二体育館)で行われる「第3代K-1ワールドGP女子アトム級王座決定トーナメント」に出場するKrush同級王者・松谷綺(きら、21=ALONZA ABLAZE)のインタビューを公開した。

同トーナメントは4選手が出場し、菅原美優のK-1引退に伴い返上された王座を1DAYで争う。初戦で15歳の“ムエタイの才女”マフィア・ペットモンコンディー(タイ)と対戦する松谷の意気込みを一部抜粋で紹介する。

-TBSの女性版「SASUKE」である「KUNOICHI」にも挑戦されていました

「1stステージで脱落してしまい、悔しかったです」

-「KUNOICHI」では1stステージで50人中34名が落選しました

「ドラゴングライダーという競技で池に落ちてしまったんですけど、みんな着地に失敗して背中から転落することが多かったんです。でも私は勢い余って顔から池に落ちてしまい、恥ずかしかったです(笑い)」

-ドラゴングライダーは両手でバーを握り高速で滑走して池を越えるというかなりの難関でした

「一緒に出場していた浅倉カンナさんと話せて楽しかったです。周りは知らない人ばかりだったんですけど、緊張がほぐれました」

-松谷選手は筋肉、とくに腹筋の割れ方がいつも話題になります。フィジカルトレーニングはしているんですか

「はい。和田良覚さんに、パーソナルトレーニングをしていただいています」

-厳しいとうわさの和田トレをしているんですね

「バーベルスクワットを40キロ、60キロ、70キロ…と上げていき、最後は100キロを3回限界までやります。デッドリフトは60、80、最後に100キロ、ベンチプレスも同じように重さを上げていき、最高で80キロやります。あとは、クリーンスナッチとかもあります」

-ボクシングジムにも通っていると聞きました。

「週1回、角海老宝石ボクシングジムで練習させていただいています。主にミット打ちでパンチの打ち方、ディフェンスを習っています。ボクシングのスパーリングは、パートナーにALONZA ABLAZEへ来てもらうか、男子のキックボクサーと行っています」

-昨年11月Krushのガブリエル・デ・ラモス戦では、初KO勝ちを飾りました

「あの大会は、それまで出場していた女子選手がみんなKO勝ちをしていたんですよね。私のひとつ前に試合をした池内紀子選手もKO勝ちをして、プレッシャーがかかりました。Krush王者として倒さなければいけないと思っていました」

-そして今回のK-12月大会では、K-1女子アトム級王座決定トーナメントが行われます

「(初戦の相手)マフィア選手は、まだ15歳。さすがに21歳の大学3年生の私が、中学3年生に負けたら格闘技人生終了という感じです」

-ただマフィア選手は、42勝(3KO)4敗1分けと好成績を残しているムエタイの才能ある女性です

「もちろん、まったく油断はしていないです。15歳だろうと、エリートはエリート。自分のやれることをすべてやって、できれば倒したいと思っています」

-他の出場選手に対してはどう分析していますか

「末松選手は若くてパンチがうまい印象があります。この前の大西日和選手との試合を見ても、テクニックがあるなと思いました。ルシール選手は、過去にK-1で菅原美優選手に負けていますので、ここも落とせない試合になります」

-すでにK-1を引退しましたが、菅原選手のことは意識しているんですね

「結局、再戦は実現しなかったですからね。ルシール選手に負けたら、間接的に菅原選手に負けたことになり、なんだ弱かったんだと思われてしまう。末松選手に負けたら、それこそ先がなくなってしまいます。本当に、今回のトーナメントは負けられないですね」

-なるほど。優勝したいではなく、負けられないがテーマなんですね。記者会見ではRISEの宮崎小雪選手の名前も出しました

「あれは、会見でRISEの選手も入る可能性があると聞いたため、強いて言うならと一番強い宮崎小雪選手の名前を挙げさせてもらいました。でも本音を言えば、私は元々RISEにいて宮崎選手とはドローに終わっています。わざわざK-1のトーナメントで、他団体の選手と対戦するのはどうなのかなと思っていました」

-ある意味リップサービスで、宮崎選手の名前を出したわけですね

「そういう流れだったので。でも今回のトーナメントは、絶対に負けられない試合が続きます。相手がどうこうよりも、自分が優勝しなければいけないと思っています。そのプレッシャーとの戦いですね。まずは自分がK-1のチャンピオンになること。すべては、そこからだと思っています」

<K-1ワールドGP女子アトム級王座決定トーナメント組み合わせ>

▼準決勝(2)3分3R延長1R

松谷綺(ALONZA ABLAZE) VS マフィア・ペットモンコンディー(タイ)

▼準決勝(1)3分3R延長1R

ルシール(オーストラリア) VS 末松晄(K.I.K team BLADE)

▼リザーブファイト

チョン・ユジョン(韓国) VS 大西日和(K-1ジム福岡チームbeginning)