プロボクシングWBC世界バンタム級王者の中谷潤人(26=M・T)が、無敗対決にKO決着をつけて統一戦実現につなげる。

28戦全勝(18KO)の同級6位ダビド・クエジャル(23=メキシコ)との3度目の防衛戦(24日、東京・有明アリーナ)の公式会見が22日、都内で行われ「統一戦をしたい。しっかりクエジャル選手を倒して、評価してもらいたい」と中谷。同級世界戦4連続KOで統一戦の主役をアピールする。

挑戦者は173センチの長身の中谷を1センチ上回る174センチ。過去最長身の対戦相手と対峙(たいじ)した中谷は「相手の方が少し大きいという感じある。その分、(パンチを)当てるところが広くなる。いろんなところを打って、ダメージを与えていきたい」と、メリットだけを強調した。

3階級制覇を達成して戦績は29戦全勝(22KO)。バンタム級では世界戦3連続KO中でパワーにも自信を深めている。特に今回は時間をかけた減量で筋肉を削らずに仕上がった。「筋肉が大きくなっているので筋肉をあまり落とさずに、早めに体重を落とした。あと数百グラム」と、準備も完璧に整った。

現在、バンタム級4団体の世界王者はすべて日本人。その中でも中谷は「バンタム級でたくさんいい試合をして、良い結果も残してきた」という自負がある。統一戦のターゲットは「3人の誰とでも」。“BIGBAN(ビッグバン)”の新愛称のように、リングの上で強打を爆発させて、統一戦をアピールする。【首藤正徳】