格闘技イベント「ONE172:武尊VSロッタン」(3月23日、さいたまスーパーアリーナ)で王座戴冠を狙う野杁正明(31=team VASILEUS)、KANA(32=Team Aftermath)、若松佑弥(30=TRIBE TOKYO MMA)の3人が11日、都内のVASILEUS GYMで練習を公開した。
ONEフェザー級ムエタイ世界王者でもある超強豪タワンチャイ・PK・センチャイ(25=タイ、PKセンチャイムエタイジム)と、ONEフェザー級キックボクシング暫定世界王座決定戦を戦う野杁はすさまじい音を響かせながらミットにパンチ、キックをたたき込んでいった。練習後には「ONEに来て、デビュー戦でシッティチャイ選手とやって。そこでも上の選手に挑戦するという形ではあったんですけど、今回タワンチャイ選手と試合が決まって発表されてから、本当に10-0とか9-1ぐらいで負けるって言われてるんで。そこまで不利予想って僕の格闘技経験の中でなかったことなんで。純正に楽しみですね」と周囲の不利の声に反して笑顔を見せた。
続けて「そういう状況の方が燃えるのか?」と聞かれると「燃えるっていうか気が楽ですね。純粋にそういう試合を僕はずっとやりたかったんで、やっとできるし。何も失うものはないんで、勝ったらどういう反応になるんだろうっていう、そういったところも含めて楽しみでしかないです」とポジティブに話した。
今回の試合は王座戦のため5ラウンドで行われる。野杁は「キックルールで3ラウンドよりかは、僕は5ラウンドの方が僕の勝算は上がるかなと思っています」と予想。ムエタイの試合などで5ラウンドの戦いになれているタワンチャイが相手であっても「自分の方が優位? はい、安心してください」とうなずいた。
野杁はONEに参戦した理由について「ベルトを巻くこと」に加え「武尊君と一緒にベルトを取ること」をかかげた。「武尊君、今回ロッタン選手とスーパーファイトで戦うことになったんですけど、しっかり勝ってもらって。次チャンピオンのスーパーレックにリベンジしてベルトを巻いてもらって。僕も多分、今回(ベルトを)取ったら統一戦になると思うんですけど、そこで(武尊と)一緒に取りたいなと思っています」と武尊とのダブル戴冠に意欲を見せていた。

