メインイベントでGHCヘビー級王座戦が行われ、王者KENTA(44)が32分21秒、go 2 sleep(相手をファイヤーマンズキャリーの体勢で担ぎ上げてから落とし、ヒザ蹴りをたたきこむ技)で丸藤正道(45)から3カウントを奪い、初防衛に成功した。

先月、拳王との死闘の末に11年半ぶりにGHCヘビーを戴冠したKENTAは、かつて「丸KENタッグ」としてノアの隆盛を支えた時のパートナーで、ライバルでもある丸藤との初防衛戦に臨み、30分を超える激闘を展開した。

終盤、丸藤が虎王、不知火、真・虎王とたたみかけるが、いずれもカウント2でKENTAがキックアウト。KENTAは丸藤のタイガードライバー狙いをかわしてgo 2 sleepへいこうとするが、倒れてしまう。しかしもう一度担いで、あらためててgo 2 sleep。これを丸藤がカウント2で返すと、KENTAがブサイクへのヒザ蹴り、そして丸藤はポールシフト式エメラルドフロウジョンと意地の大技をぶつけ合った。

両者消耗し、ダウンカウントが数えられたが、そこから立ち上がってエルボーや張り手の打撃合戦。KENTAの張り手で丸藤がヒザをつくと、KENTAはバズソーキックを連発した。そして必殺のgo 2 sleepを放とうとするが自らの疲労と丸藤の抵抗もあって2度失敗。最後は気を取り直して打ち降ろしの右張り手をたたき込んでからgo 2 sleepでボディにヒザをめり込ませて仕留めた。

KENTAは試合後、丸藤とがっちり握手。マイクで「この戦いを挑んできた丸藤さんに、大きな拍手をお願いします」とファンに求めると「KENTAコール」が巻き起こった。KENTAは「最後の技の失敗も感じさせないくらいの、でっかいKENTAコール、ありがとうございます。次はバッチリ決めてやるから、絶対見に来いよ。こんなんで終わりたくないから。俺のgo 2 sleep、あんなもんじゃないから」と力を込めた。

そして続けて「何かにつけて新世代だ、新世代だって言われて。なんか俺みたいなおじさんが、こんなベルト持ってちゃいけないのかなって、そんな風に思う時もあったんだけど。今日のお客さん見たら、そんな風に考えてた、俺がバカだったよ、本当に」とファンに感謝。「もう二度とそんなマインドにはならないから、俺がこのベルトを持って、先頭を切ってプロレスリング・ノアを盛り上げていくから」と宣言した。