プロボクシング4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(32=大橋)が「名古屋決戦」で拳を交えるWBA世界同級暫定王者ムロジョン・アフマダリエフ(30=ウズベキスタン)からサプライズのプレゼントを贈られた。

14日の名古屋・IGアリーナでの対決を控え、12日には名古屋市内のホテルで公式会見に出席。両者が初対面を果たした。写真撮影終了後、アフマダリエフから母国の民族衣装を贈られた。関係者によれば、尊敬する相手に手渡すというウズベキスタン独特の風習からだという。

井上に加え、井上の父真吾トレーナー(54)、所属ジム大橋秀行会長(60)がその場で民族衣装を着用し、アフマダリエフとともに写真撮影にも応じた。大橋会長は「まさかプレゼントなんて。精神的に強く、自信があるのだろうと思う」と元2団体統一王者のオーラを実感。さらに「逆に怖い。挑発された方が楽」と強い警戒感を示した。

11日に名古屋入りした井上はリラックスした表情で平常心だった。初対面したアフマダリエフに対して「すごくコンディションが良さそうなので仕上がっているなという第一印象。あさって(7月10日の)この試合の発表会見でも言った通り、どんな形でどんな内容でも勝つという気持ちでいる」と決意を示した。

既にアフマダリエフ戦のイメージも頭には描かれており「イメージはかなり高まっていますが、ここで言えることはありません。明後日、楽しみにしてください」と自信の笑みも浮かべていた。