プロボクシングWBC、IBF世界バンタム級統一王者中谷潤人(27=M・T)が全ベルトを返上し、スーパーバンタム級に転向すると正式表明した。18日、相模原市のM・Tジムで所属ジムの村野健会長と会見し、近日中に2本のベルトを返上すると口にした。今年6月、西田凌佑(六島)とのWBC、IBF世界同級王座統一戦に臨み、6回終了TKO勝利。2団体統一王者となっていた。
自身初の王座統一に成功したこともあり、8月6日、東京・江東区のWOWOWで「エキサイトマッチSP」の収録に参加した後の取材対応で、中谷は「次戦はスーパーバンタム級に上げる方向? そうです。バンタム級王座返上? はい、そうなると思います」と説明。2本の世界ベルトの返上と井上尚弥(32=大橋)が4団体統一王者に君臨するスーパーバンタム級に転向する方向性を明かしていた。
来年5月ごろに東京ドームでの対決が予定される4団体統一同級王者井上への挑戦を想定し、次戦は12月27日、サウジアラビア・リヤドの最新鋭会場、ANBアリーナ(収容8000人)での開催興行が最有力。井上がWBC世界同級1位アラン・ピカソ(25=メキシコ)との防衛戦に臨む同じ興行で、中谷は同級転向初戦として井上の練習パートナーを務めたWBC世界同級8位セバスチャン・エルナンデス(24=メキシコ)との対戦が急浮上している。
近日中に空位となるWBC、IBF世界同級王座はランキング上位者同士の王座決定戦となり、各団体から対戦指令が届く。WBCは1位に那須川天心(27=帝拳)、2位に井上拓真(29=大橋)が入る。IBFは1、2位が空位。3位に15勝(10KO)無敗のホセ・サラス・レイジェス(23=メキシコ)、4位に井上拓がランクされている。

