立ち技打撃格闘技のRISE(ライズ)は29日、「RISEワールドシリーズ2025FINAL」(11月2日、東京・両国国技館)のセミファイナルでYURA(22=ダイアタイガージム)と対戦する予定だった第2代RISE世界スーパーライト級王者チャド・コリンズ(30=オーストラリア)が負傷欠場すると発表した。
2人は同大会で行われるGLORY×RISEラスト・フェザーウェイト・スタンディングトーナメント(-65キロ)2回戦で戦う予定だったが、チャドのケガからの復帰時期が未定ということで、YURAがトーナメントを勝ち進み、来年春頃に開催を予定している準々決勝に進むことが決定した。
RISEによると、チャドは今月26日の練習中に右肩を負傷。翌27日に医療機関で検査を受けたところ「右棘上筋腱(けん)部分断裂」により全治約2カ月、競技への復帰時期は未定と診断された。肩を上げるための筋肉「棘上筋」の腱を50%断裂しており、このまま無理をすれば、腱が完全に断裂する可能性もあり、今後の選手生命にかかわるケガのため、苦渋の決断を余儀なくされた。
チャドはRISEを通じ、ケガの状況について「皆さんこんにちは。今回11月2日の両国大会でYURA選手との試合が出来なくなったのでご報告します。前回の試合から肩を痛めていたのですが、26日にスパーリングをした際に肩で何かが切れた音がして、月曜日に病院でMRIをとったところ、棘上筋の腱が切れていることが判明しました。肩を上げると激痛が走るので、さまざまなことができないような状態です。今無理をして試合をすると完全に腱が切れて、腱をつなげるには手術が必要となり、リハビリの期間が8カ月から1年かかると言われました」と説明。
さらに「正直、今30歳なのでこの様な状態になると私自身の選手生命が終わる可能性があると思いました。とても、とても残念ですが、この試合を戦えないという決断をせざるを得ませんでした。これは苦渋の決断で、私を知っている人でしたらわかると思いますが、私は試合をするのが大好きです。私は格闘家として生きているので、試合をすることが自分にとっては全てです。私自身も非常に心苦しいですし、大変辛いです。対戦相手のYURA選手及びRISEの伊藤代表、関係者の皆さま、この様な結果となり大変申し訳ございません。今回トーナメントに参戦する皆さま、頑張ってください。そして、心の底から皆さまにおわびを申し上げます」とコメントした。
また今回のチャドの負傷欠場を踏まえ、YURAは代替カードとして“漢気参戦”を決意した伊藤澄哉(29=戦ジム)と戦うことが以下のように決定した。
〈変更カード〉
▼オープンフィンガーグローブ(OFG)マッチ-66キロ契約3分3回
伊藤澄哉(戦ジム/ライト級2位、スーパーライト級4位) VS YURA(ダイアタイガージム/スーパーライト級5位)
YURAが通常のグローブではなくOFGでの対戦を希望し、伊藤も了承したため、この試合はOFGマッチで行われる。

