プロボクシングIBF世界フライ級王者矢吹正道(33=緑)が12月27日、愛知県国際展示場で同級1位の元世界王者フェリックス・アルバラード(36=ニカラグア)との初防衛戦に臨むと31日、発表された。東京・渋谷区でカード発表会見が行われ、アルバラードもオンラインで参加。「夢のタイトルマッチ。自分には思い入れのある試合なので良い試合にしたい」とIBF世界ライトフライ級王座に続く2階級制覇に意欲的だ。
今年3月、矢吹が当時のIBF世界フライ級王者アンヘル・アヤラ(メキシコ)を12回TKO撃破したことで「アヤラ戦を見て、彼のような強いファイターと好戦的な試合で勝利した。良い試合だったと伝えたい」と敬意を表した。その上で「矢吹選手のスタイルはよく見てきたので、良い試合したい」と意欲満々だ。
10年に亀田3兄弟のスパーリング相手として来日していたアルバラードは、世界戦で2度、日本で経験している。13年大みそかにWBA世界同級王者だった井岡一翔に挑戦も判定負け。19年5月にはIBF世界同級王者として小西伶弥との初防衛戦に臨んで判定勝利した。アルバラードは「矢吹選手が勝った段階で自分は挑戦するだろうと思っていた。日本はすごく平等にジャッジしていれると過去の戦いで感じている。矢吹選手とフェアに良い試合できるのではないか。日本に来ることもうれしく感じるし、良い試合をみせたい」と声をはずませた。
強打を持つ王者矢吹との対決はKO決着が予想される。アルバラードは「お互いに研究し尽くしている。アグレッシブで好戦的でパンチの多く出る殴り合いになると考えている。必ず今回はなるべくKOで勝てるように準備していきたい」と強気の姿勢を貫いた。

