大相撲秋巡業が27日、広島市で行われ、福岡県出身で平幕の琴奨菊(34=佐渡ケ嶽)が、親交があり日本シリーズ広島戦のために広島入りしていたソフトバンク内川や上林らと、前日26日に食事をしたことを明かした。
食事会場となったのは、広島市内のお好み焼き店。琴奨菊は「試合前だから」と誘うのに抵抗があったというが、逆に内川から食事の誘いがあった。そのことにまず「試合前なのに逆にすごい」と感銘を受けた。
食事の席に、大分県出身で平幕の嘉風(36=尾車)も同席。力士2人とプロ野球選手2人による会話は盛り上がり、互いに刺激になったようだ。中でも琴奨菊は、内川との会話の中で「すべてにおいて自分自身を客観的に見れている。トータルで見ている」という内川の考え方が参考になったという。「つい強い所ばっかり伸ばそうとするけど、強い所は相手も知っているからね。自分は立ち合いで馬力でいこうとするけど、それに頼ってるとかわされたときにダメ」とストロングポイントにこだわりすぎない姿勢を大切にした。
嘉風は、内川と初対面。緊張していて「お酒を飲んで」緊張をほぐした。約3時間半の食事会は濃密な時間だったらしく「久しぶりにいいお酒が飲めた」とご満悦。「相撲も日本シリーズに負けないぐらい盛り上げたい。その中心が自分と菊関(琴奨菊)だったらいいね」と、九州出身の2人で九州場所(11月11日初日、福岡国際センター)を盛り上げる決意を示した。

