コロナ禍に直面する角界は、幕内力士が所属している追手風部屋、片男波部屋、伊勢ノ海部屋の力士休場により、中入り後の取組18番のうち、7番が不戦となる異例事態に陥った。

最初の一番は水戸龍-剣翔(追手風)で、水戸龍が不戦勝。そして錦富士-翔猿(追手風)、大奄美(追手風)-佐田の海、遠藤(追手風)-宝冨士、玉鷲(片男波)-宇良、錦木(伊勢ノ海)-逸ノ城と5番連続で、呼び出しが「不戦勝」の幕を持って土俵に上がった。前代未聞の異様な光景となった。

最後に碧山-大栄翔(追手風)がも不戦に。合計7番が消えるサバイバル場所に、場内からため息も漏れた。

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