千秋楽の取組が発表され、14日目に3敗を守って再び単独トップに立った東前頭15枚目の熱海富士は、大関経験者の西前頭2枚目朝乃山と対戦することが決まった。朝乃山は勝てば、東前頭2枚目の阿炎らの結果次第で、来場所の返り三役の可能性が出てくるだけに、互いに負けられない一番となる。

14日目に敗れて1差の4敗に後退した大関貴景勝は、同じく4敗の関脇大栄翔と顔を合わせることが決まった。熱海富士が敗れれば、この取組の勝者が優勝決定戦に進むことになる。

同じく1差の4敗で追う東前頭7枚目の高安は、結びの一番で大関霧島と対戦。4敗のもう1人、西前頭11枚目の北青鵬は、7勝7敗とかど番危機の新大関豊昇龍と対戦することが決まった。

千秋楽の主な取組は以下の通り。

▽霧島-高安

▽大栄翔-貴景勝

▽北青鵬-豊昇龍

▽琴ノ若-若元春

▽北勝富士-阿炎

▽熱海富士-朝乃山