東前頭17枚目の尊富士(たけるふじ、24=伊勢ケ浜)が、美ノ海(30=木瀬)を寄せ付けず、一気の出足で寄り切って、6連勝とした。
初土俵から所要9場所の史上最速タイのスピード出世(58年以降初土俵で幕下付け出しは除く)で新入幕を果たした怪物候補。報道陣から「会心の相撲では?」と問われ「僕もそう思ってます」とにやり。「相撲内容も日に日に良くなってると思います」と充実感をにじませた。
美ノ海は鳥取城北高の先輩だが、「土俵上では関係ない。向かっていく姿勢が大事」と相手の形にさせることなく圧倒した。
6日目を終え、大の里と並んで全勝も「もともとそんな感情とかないんで。やればやるだけ結果はついてくる」と気にも留めない。それでは、何がうれしいのか。「相撲以外の方が喜ぶんで。稽古が休みとか、『マジか!』ってなります」と話して笑わせた。
尊富士の快進撃が続きそうだ。

