日本相撲協会は25日、大相撲春場所(3月9日初日、エディオンアリーナ大阪)の新番付を発表した。大関経験者の朝乃山(30=高砂)は西三段目21枚目まで番付を下げた。左膝前十字靱帯(じんたい)断裂などの大けがに見舞われ、5場所連続休場中だが、今場所で復帰予定。今月8日には206日ぶりに稽古で相撲を取り、「やっぱり相撲を取るのは楽しい」と充実感を漂わせた。
謹慎明けだった22年名古屋場所は、西三段目22枚目の番付で7戦全勝として三段目優勝。その後どんどん番付を戻し、23年夏場所で2年ぶり再入幕を果たした。昨年春場所では西前頭筆頭で9勝6敗と勝ち越したが、直後の春巡業で右膝を負傷。約3年ぶり三役復帰だった夏場所は小結の番付で全休した。直後の名古屋場所では土俵に戻り、東前頭12枚目で初日から3連勝。しかし4日目に敗れた際に左膝前十字靱帯(じんたい)断裂などの大けがに見舞われ、途中休場を余儀なくされた。
その後は全休が続き、秋場所が西十両3枚目、九州場所が東幕下筆頭、今年1月の初場所では西幕下41枚目へと降下。それでも土俵復帰を目指して懸命のリハビリに務めてきた。今場所の西三段目21枚目という番付は、謹慎明けだった時とたった1枚しか変わらない。新たな意気込みで、春場所の土俵に立つ準備を進めている。

