関取衆最年長の40歳、西前頭4枚目玉鷲(片男波)が、日に日に相撲内容も伴って無傷の4連勝を飾った。
前頭伯桜鵬に立ち合いこそ一瞬、押し込まれたが、すぐに押し返して、そのまま押し出した。初日、2日目は行司軍配差し違えで、薄氷の白星。前日3日目から、本来の強烈な押しで白星を重ねた。取組後は「久しぶりに気持ち良かった」と、気持ちよさそうに汗をぬぐった。
この日で幕内連続出場が1066回となり、元関脇黒姫山を抜いて歴代単独3位となった。対戦した伯桜鵬は19歳も年下。報道陣から「まだ若手に負けられない思いは?」と問われると「それはもう薄れた。何回も当たっているし、楽しくやるだけ。『いつまでいるんだ』と思われるかもしれないけど」と、気負いは全くなく、自然体で土俵に立っているという。
支度部屋を後にする前には「白いご飯が食べたい。おかず? そういうのじゃなくて、炊きたてのご飯。食べたくなってきた~」と話して大笑いした。土俵内外で自然体、ストレスを最小限に抑えていることが、好調の要因、若さの秘訣(ひけつ)なのかもしれない。

