大相撲の横綱豊昇龍(26=立浪)が、左肩に大量のテーピングを施して、夏巡業の朝稽古に参加した。28日、東京・立川市のアリーナ立川立飛で行われた巡業に参加。朝稽古には、左肩に大量のテーピングを施しながら姿を見せるなり、境川巡業部長(元小結両国)と、1分ほど話し込んだ。その後、朝稽古では土俵に上がらず、土俵周りで基礎運動を行うなどに終始した。

稽古後、報道陣の取材に応じた豊昇龍は、左肩は23日の新潟市巡業で痛めたと説明したが「大丈夫。体はだいぶ良くなった」と、すでに快方に向かっていると語った。ただ、痛めた瞬間は「浮いた」と、肩が外れるような感覚があったという。ただ「稽古は十分やったと思う。巡業も残り3日間。巡業が終わると、もう番付発表で、場所も始まる。体のことを1番大事にしていきたい」と、秋場所(9月14日初日、東京・両国国技館)に向けた調整は、おおむね順調と強調した。

豊昇龍は、左足親指を痛めて7月の名古屋場所を5日目から休場した。今月3日から始まった今回の夏巡業も、序盤3日間は「左拇趾(ぼし)脱臼骨折」の診断書を提出し、休場していた。