前日4日目に金星を挙げた東前頭2枚目の伯桜鵬(22=伊勢ケ浜)は、今場所初の連勝目前から逆襲を受けて敗れた。東前頭4枚目の平戸海に、頭と頭をぶつけ合う激しい立ち合いから主導権を握り、一気に土俵際まで寄り立てた。だが上体が伸びた隙をつかれ、両足を俵にかけていた平戸海に、押し返された。さらに引いて立て直そうとしたが、隙を与えた格好で、相手の勢いは一段と加速。そのまま土俵際に詰まると、最後は突き出しで土俵を割った。

「最悪な相撲。我慢しないといけないのに、引くという1番楽な方を選んでしまった」と、唇をかんだ。この日の朝は、師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱照ノ富士)に「4日間、取り続けた相撲を、今日も取ってこい」と、ハッパをかけられていたという。「毎日、攻め続けた勝負に今日は負けた」と、神妙な顔つきで話した。

前日は横綱大の里から、先場所に続いて2つ目の金星を獲得した。だが、その勢いをこの日の土俵で継続させることはできなかった。「反省して切り替えます」と、必死に悔しさを押し殺して話していた。

全取組結果