元横綱照ノ富士の伊勢ケ浜親方(33)が、子供たちが相撲を続けられる環境を整えたい意向を示した。この日、相撲博物館での「親方トークイベント」に出演。横浜市の日産スタジアム隣に寄贈した土俵でイベントを行う考えがあるかを聞かれ、考えを口にした。

「土俵を作った理由から話した方がいいと思うんですけど、今現在、わんぱく相撲は4万人近くが各地に集まると思うんですが、中学に入ると500人くらいしか相撲を続けない。高校に入ると1200~1300人。大学になると800人いかないくらい。2600人しかアマチュアで続けていない。日本は小学生でやったスポーツを続けてやるケースが多い。相撲はそこでいったんなくなる。例えばいろんな大会を開けば子供たちのためになるのは勘違いだと思う。常に相撲をやっている子たちを集めるだけなので、いかにやっていない子を取り込めるかを考えなきゃいけない。今、相撲部があんまりない。だから相撲クラブの活動を増やしてあげたい。続けていく環境が大事だと思っています」

横浜の土俵は、中学の相撲クラブとして続けるための環境として利用してもらう狙いがあるという。この動きは、ほかの地域にも広げていく意向だ。「これを各地方でやっていきたい。今度、浜松、名古屋、大阪、神戸というところで話をしている段階です」。賛同者を募りつつ、土俵を寄付して環境整備をしていくという。