元大関若嶋津で元二所ノ関親方の日高六男(ひだか・むつお)さんが、15日に肺炎のため69歳で亡くなったことを受け、二所ノ関親方(39=元横綱稀勢の里)が故人をしのんだ。

会場で審判を務めた後に報道陣の取材に応じ「体調がずっと悪そうでしたからね…。自分が現役の時も、先代(元横綱隆の里の元鳴戸親方)が亡くなった後、なかなか言ってくれる人がいなかった中で『休場した方がいい』とか、いろいろ助言してくださった。本当にさみしいですね」と、しみじみと語った。

一門を統括する「二所ノ関」の大名跡を譲り受けた間柄でもあった。現二所ノ関親方が名乗っていた「荒磯」と名跡交換。当時を思い出して二所ノ関親方は「かなりの重圧だった。でも親方(日高さん)が声を掛けてくださった」と振り返った。「二所ノ関」の大看板の重荷を感じてきた経験を知るからこそ、親身になってくれたことが「うれしかった」と、今も変わらない感謝の思いを口にした。

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