元関脇嘉風の中村親方が、春場所12日目の19日に44歳の誕生日を迎えた。

色紙に書き込んだ言葉は「貢献」。この言葉に込めた思いを、中村親方は次のように語った。

「部屋の力士に貢献したい。それが協会に貢献することにもなります。今回初めて泉大津市に宿舎を構えましたが、いろんな人たちのエネルギーを感じました。支えてくれた方にも貢献したい。中村部屋ができているのは、力士のおかげ。成果を挙げて、それぞれの幸せに貢献したい。それが自分自身の貢献なんです。力士を育てると言っていますが、力士を通じて自分が育てられている。相撲部屋は1人ではできません。人に貢献したいと思います」。

色紙に言葉を書く際、中村親方は少し考えた。「利他」にしようかとも思ったという。どちらの言葉にも共通するのは、人のために、という思いだ。

この日の朝、力士たちから「PELLE MORBIDA(ペッレ・モルビダ)」のセカンドバッグを贈られた。力士たちがお金を出し合い、代表して友風から手渡された。「サイズも色も、どストライクでした。どういう思いでプレゼントしてくれたのかを考えると、貢献しなきゃと思いますね」と感謝していた。