NGT48荻野由佳(22)が23日、新潟市内のNGT48劇場で行われた「6thシングルリリース記念特別公演」に出演し、グループ卒業を発表した。

この日披露した最後の楽曲「Maxとき315号」を披露すると、荻野は「私、荻野由佳はNGT48を卒業します。加入して約6年とちょっとがたちました。夢だった48グループに加入できて、このグループに所属できたことを幸せに思います」とグループ卒業を発表した。

荻野は「すごく大切な時間ばかりで、全てが思い出です。思うように活動できないこともあって、ちょっと心がつらくなったりしたこともあり、ファンの皆さんや家族やスタッフの皆さんにたくさんの心配をおかけしてしまいました。そんな中でも皆さんがたくさん支えてくださって、それでも熱く応援してくださる皆さんがいて、私は1人じゃないんだと前を向くことができました」と活動を振り返りつつ「このまま楽しくグループに甘えてしまっては、自分自身も成長できないと判断しました。人生で1番大きな決断だと思います」と話した。

卒業日程は今後発表されるという。卒業後については「所属させていただいているホリプロで、いろいろな活動に挑戦させていただければと思います」とタレント活動は継続する意向も明かした。「ファンの皆さん、メンバーのみんなに出会えたことが本当に、本当に幸せです。新潟に来られて本当に良かったです」と感謝した。

荻野は、AKB48の15期仮研究生やバイトAKBをへて、15年5月の「第2回AKB48グループドラフト会議」で、結成されたばかりのNGT48に指名され加入。17年に行われた第9回選抜総選挙の速報発表では、前年圏外(95位)から指原莉乃らを抑えて1位を獲得、最終結果も5位に入って選抜入りした。翌18年の第10回選抜総選挙でも速報で1位を獲得する“シンデレラガール”に。最終結果も4位にランクインした。

NGT48でも2枚目のシングル「世界はどこまで青空なのか?」、4枚目のシングル「世界の人へ」でセンターを務めるなど、中心メンバーとして活躍した。