NMB48の“スポーツ番長”坂下真心(19)が、J1セレッソ大阪の選手の魅力を引き出す「坂下真心の満開セレッソ」。チームは大阪ダービーとなった開幕戦を快勝し、最高のスタートを切った。その試合で左サイドバック(SB)として90分間走り回り、勝利に貢献したDF舩木翔(26)が今回の対談相手。新体制での意気込みなど、深掘りした。

ボリュームたっぷりに前後編で届けます。今回はその前編。後編は3月20日に掲載します。

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坂下 開幕戦は大阪ダービーという大事な試合。負けられない一戦でプレッシャーはありましたか。

舩木 僕はアカデミー育ちなんで、「ガンバに負けたらアカン」というのは常々言われてきたんですけど、プレッシャーとかはなく試合に入れました。監督から「勇気を持ってプレーする」と強く言われていて、「ミスしたら…」とかいう気持ちはなく、楽しく試合をできました。

坂下 5対2。勝ち点3という結果でした。

舩木 失点を減らせるところはあると思うし、自分のサイドから2失点したんで、改善せなアカンなというところはあります。去年はレオ(セアラ)がいて、チームの半分の点を取っていたので、サポーターの皆さんは不安なところもあったと思うんですが、(北野)颯太が2点、(香川)真司君が1点、(田中)駿汰君が1点といろんな選手が点を取れるのは今年の良さと思う。そういったところでは、得点はどんどんいろんな選手が取れたらいいかなと思います。

坂下 得点力の部分はチームでどう取りに行こうとか話し合っているんですか。

舩木 監督から「誰かがチームの半分の得点を取るというサッカーは求めていない」という話があって、どう崩すかとかを集中して練習してきた。みんながゴール前に人数をかけてサッカーもできているので、メンタルがそこにつながっているのかな。

坂下 アーサー・パパス新監督になってチームの雰囲気は変わりましたか。

舩木 いろいろ厳しくなりましたね。ご飯もみんなで一緒に食べるとか、ミーティングも5分前に来いとか。僕はすごいゆるゆるしてるんで(笑い)。最初は縛られてる感がイヤだったんですけど、そんなことも感じなくなってきたし、うまく体が慣れてきたところもある。みんな監督の言うことを理解してやっているし、チームの雰囲気はすごい良いですね。

坂下 一番、キツかったのは?

舩木 タイ(キャンプ)で2部練習したんですけど、練習と練習の間がすごい短い時があって。練習が終わってホテルに帰って、すぐにご飯食べて、1時間後にミーティング。長い時間ミーティングをやって、すぐ出発みたいな。すごい大変なスケジュールでキツかったですね。

坂下 監督が替わると戦術もごろっと変わるんですか。

舩木 ボール回すときのポジションとかは厳しく要求されますし、練習のテンポもすごい変わった。練習の合間に「水を飲むな」って言われるときもあって。ユース育ちで「水を飲むな」って展開はなかったので、「何これっ?」ってなったんですけど、意外とそういうのも慣れた。うまくテンポを作りながらっていうのは試合も同じと、みんなの気持ちも変わったかなと思います。

坂下 練習見させてもらったんですが、45秒だけ休んで次のメニューとかキツそうでした。

舩木 その45秒の間に水を取れとかなんで、45秒なんて休んでないじゃないですか。息も上がったままやってるんで(笑い)。最初はみんなキツかったと思います。初日の練習とかめちゃくちゃキツかった。みんなで「ヤバない?」「これ無理やろ?」みたいな。でも、意外と皆どんどん積極的にやれてるかな。

坂下 そのおかげか、ガンバ戦でも最後まで失速せず走り続けてましたね。

舩木 監督はずっとボールを使った中で動き続けるというところをこだわってる。正直、ほかのチームの状況は分からないですけど、シーズンが始まって試合をやったら「こんなに動けるようになってたんや」と思える部分もある。90分通して、息も上がってキツい状況でしたけど、ずっと楽しいまま終われました。キャンプでキツい期間をやったのがプラスになったのかなと感じました。【取材・構成=阪口孝志】(ニッカンスポーツ・コム/芸能コラム「西日本発エンタメ」)

◆舩木翔(ふなき・かける)1998年(平10)4月13日、奈良・王寺町生まれ。C大阪下部組織(アカデミー)から17年にトップチームに昇格し、同年3月15日のルヴァン杯横浜戦で公式戦デビュー、19年2月23日神戸戦でJ1デビュー。20年磐田、21年相模原(ともに当時J2)への育成型期限付き移籍を経て22年C大阪に復帰。本職は左サイドバックだが、24年は開幕からセンターバックで先発。J1通算73試合3得点。23年にネイリストの夫人と結婚。177センチ、65キロ。

◆坂下真心(さかした・まこ)2005年(平17)8月2日、大阪府生まれ。チームB2。22年1月、8期加入。同2月、劇場公演デビュー。23年6月、正規昇格。身長161センチ、血液型不明。愛称は「まこち」。趣味はスポーツをすること。特技はグループ加入まで続けていたハンドボールに加え、サッカー、マラソン、テニスとスポーツ全般が得意。

C大阪舩木(左)に質問するNMB坂下真心(撮影・白石智彦)
C大阪舩木(左)に質問するNMB坂下真心(撮影・白石智彦)
C大阪舩木に質問するNMB坂下真心(撮影・白石智彦)
C大阪舩木に質問するNMB坂下真心(撮影・白石智彦)
C大阪舩木に質問するNMB坂下真心(撮影・白石智彦)
C大阪舩木に質問するNMB坂下真心(撮影・白石智彦)
C大阪舩木に質問するNMB坂下真心(撮影・白石智彦)
C大阪舩木に質問するNMB坂下真心(撮影・白石智彦)
NMB坂下真心の質問に答えるC大阪舩木(撮影・白石智彦)
NMB坂下真心の質問に答えるC大阪舩木(撮影・白石智彦)
NMB坂下真心の質問に答えるC大阪舩木(撮影・白石智彦)
NMB坂下真心の質問に答えるC大阪舩木(撮影・白石智彦)
NMB坂下真心の質問に答えるC大阪舩木(撮影・白石智彦)
NMB坂下真心の質問に答えるC大阪舩木(撮影・白石智彦)
ガッツポーズするC大阪舩木(左)NMB坂下真心(撮影・白石智彦)
ガッツポーズするC大阪舩木(左)NMB坂下真心(撮影・白石智彦)
桜色のネイルを見せるC大阪舩木(左)とNMB坂下真心(撮影・白石智彦)
桜色のネイルを見せるC大阪舩木(左)とNMB坂下真心(撮影・白石智彦)
桜色のネイルを見せるC大阪舩木(左)とNMB坂下真心(撮影・白石智彦)
桜色のネイルを見せるC大阪舩木(左)とNMB坂下真心(撮影・白石智彦)
記念写真に納まるC大阪舩木(左)NMB坂下真心(撮影・白石智彦)
記念写真に納まるC大阪舩木(左)NMB坂下真心(撮影・白石智彦)
C大阪の練習を見守るNMB坂下真心(撮影・白石智彦)
C大阪の練習を見守るNMB坂下真心(撮影・白石智彦)
C大阪の練習を見守るNMB坂下真心(撮影・白石智彦)
C大阪の練習を見守るNMB坂下真心(撮影・白石智彦)
C大阪の練習を見守るNMB坂下真心(撮影・白石智彦)
C大阪の練習を見守るNMB坂下真心(撮影・白石智彦)
C大阪の練習を見守るNMB坂下真心(撮影・白石智彦)
C大阪の練習を見守るNMB坂下真心(撮影・白石智彦)