「坂道の火曜日」の芸能面での拡大リニューアルに伴い、新たに「坂道の火曜日プラス」の誕生です。「坂道の火曜日」ではお伝えしきれなかったような、ファン必見の秘話や濃いエピソードをお届け。日向坂46センター小坂菜緒(17)が、最新のグループ事情を明かします。

映画初主演を務める日向坂46小坂菜緒(撮影・滝沢徹郎)
映画初主演を務める日向坂46小坂菜緒(撮影・滝沢徹郎)

2日発売の3枚目シングル「こんなに好きになっちゃっていいの?」で、2期生ながらデビューから3作連続となるセンターを務める。小坂を中心に、ポジション最前列のメンバーは3人。両脇には、1期生の加藤史帆(21)齊藤京子(22)がいる。

「両サイドの史帆さんと京子さんは、私の中で『最強の2人』。2人がそばにいてくれるだけで心強いです。ミュージックビデオ(MV)撮影中も、今回はフロントが3人だし、3人でより頑張っていこうねと話していました」

MVのテーマの1つは「迷い」だという。「クールな曲調からは想像できないような激しいダンスで、違和感を作っています。衣装も急に私服からドレスに変わったり。『ちょっと変わってる。なんでだろう?』って違和感から届けて、あらためて歌詞がどんどん入っていくような作りになっています」と解説した。

日向坂46小坂菜緒(撮影・滝沢徹郎)
日向坂46小坂菜緒(撮影・滝沢徹郎)

最近は同期の2期生以外ともコミュニケーションをとるようになったという。「もちろん3期の上村(ひなの)とも話すし、1期さんとも距離が近くなりました。最近は史帆さんとか、(佐々木)美玲さんとか。ご飯の話とか、バナナがおいしいとか、犬の話とか、いろんな話を聞かせてもらっています」と明かす。

「以前は1人でいるほうが好きで、誰ともしゃべれなかったんですけど、メンバーが和ませてくれました」と笑う。同期では最近渡邉美穂(19)と特に仲がいいという。「映画の撮影中もよく連絡をくれました。2人でご飯も食べに行ったんですよ」。メンバー間の仲の良さは、見る者を幸せにする「ハッピーオーラ」が武器の日向坂46らしさの1つだろう。【横山慧】

◆小坂菜緒(こさか・なお)2002年(平14)9月7日、大阪生まれ。17年8月に、日向坂46に改名前のけやき坂46(ひらがなけやき)2期生として加入。愛称「なお」「こさかな」。11月公開予定の「恐怖人形」で映画初出演初主演。161センチ。血液型O。

(10月1日付紙面に掲載したものです)