映画「ソロモンの偽証 前篇・事件」(成島出監督)の初日舞台あいさつが7日、東京・有楽町の丸の内ピカデリーで行われ、今作で女優デビューした主演藤野涼子(15)ら中学生役キャストと、佐々木蔵之介(47)らが出席した。
ミステリー作家宮部みゆき氏の長編小説が原作で、藤野は同級生の転落死のなぞをめぐり、学校内裁判を提案する正義感あふれる中学生を演じた。応募者1万人という前代未聞の大型オーディションで主人公に選ばれた藤野は、父親役の佐々木から「娘役のおかげでお父さん役をさせてもらった」と感謝されると、感激で涙し、必死に涙をふいていた。さらに母役の夏川結衣(46)からも、「彼女なりの悩みをそばで見ていて気持ちが分かった。それを乗り越えていく姿を見て、心強く思った。最初は心配という気持ちがあったけど、撮影が進むうちにこの子なら乗り越えられると思った」と激励され、さらに涙をこぼした。
出演者を代表した最後のあいさつでも、涙は止まらなかった。「私は演技経験もないし、カメラの前の演技も初めて。何もかも初めての中、監督をはじめ、夏川さんや蔵之介さん、小日向さん…」。声を詰まらせながら「そして仲間33人とここまでやってくることができました」と続けると、観客から温かい拍手が送られた。
ほか、板垣瑞生(14)石井杏奈(16)清水尋也(15)富田望生(みう=15)前田航基(16)望月歩(14)成島監督が登壇した。




