安田顕(41)が1日、東京・TOHOシネマズ新宿で行われた有村架純(22)主演映画「ビリギャル」(土井裕泰監督)初日舞台あいさつで変態ぶりを見せつけた。

 劇中で教師を演じ、有村演じる女子高生に罵声を浴びせ、髪を引っ張る場面もある。そのシーンを演じた心境を司会のTBS佐藤渚アナウンサー(27)に聞かれると“変態トーク”を展開した。

 「気持ち? ないったらないんですけど…髪引っ張る気持ち、あるの? 普段、そんなことしないもんで…引っ張ってもらった方がいいと思う。私が街を歩いていたら、ひどい言葉を投げかけて、髪を引っ張ってくださいよ」

 その後、さすがにまずいと思ったのか“言い訳トーク”に転じた。

 「有村さんファンから…ひどいことになるんじゃないだろうか? ごめんなさいと謝った方がいいですか? 謝罪会見ですか? 役として髪を引っ張って、大変申し訳ありません」

 とどめに、有村から厳しい言葉を投げかけられたことを想定した“妄想トーク”まで披露した。

 「ゾクゾクしますね…女子大のキャンパスで辱められるのは、たまらない」

 安田は、大泉洋(42)らとの5人組演劇ユニット、TEAM NACSや、出身地・北海道のローカル番組では、包茎手術をしたり、牛乳を一気飲みした揚げ句、リバース(嘔吐(おうと))するなど、数々の伝説的な変態行動を繰り広げている。全国的には、演技力のある個性派俳優としての評価が高いが、この日の舞台あいさつは、地元北海道で見せ続けてきた、変態の側面を強烈に打ち出していた。

 さらに、以前から“ヤスケン”と呼ばれているが、この日の舞台あいさつで、客席から「ヤスケン!!」と声を掛けられると「ヤスケンでございます。ダしか略していないんだったら、安田でいいと思う」とジョーク交じりに自身のあだ名に疑問を呈した。