4月スタートのフジテレビ系「月9」枠の連続ドラマ「貴族探偵」(月曜午後9時)の29日第7話の平均視聴率が7・8%(関東地区)だったことが30日、ビデオリサーチの調べでわかった。前週第6話は自己ワーストの7・5%だった。

 30周年を迎えた同局の看板ドラマ枠「月9」の主演に抜てきされたのは嵐の相葉雅紀(34)。年齢、家族、住所、本名などが一切不明で、自らを「貴族」と名乗る、探偵業が趣味の謎の青年を演じている。

 視聴率の低迷からなかなか抜け出せない「月9」枠。節目の勝負作となる今作にかかる期待は大きい。数々の伝説を生んだ「月9」復活の糸口はつかめるか、その視聴率が注目される。

 第7話は、1年前の話。愛子(武井咲)の師匠、切子(井川遥)の顧客である社長の都倉健一(小木茂光)が亡くなった。自殺との一報を受けた切子だが、現場の書斎を検証して、意図的に密室状態にされたと見抜き、都倉は何者かに殺されたと推察する。そこに、田中(中山美穂)がやって来て、都倉家一同を貴族の天幕に誘う。こうして、都倉を殺害した犯人探しを、貴族探偵(相葉雅紀)と切子が競うことになる、という内容だった。

 社長の後妻役で、広末涼子(36)がゲスト出演した。