吉岡里帆(24)が、フジテレビ系で10月14日に放送される「世にも奇妙な物語‘17秋の特別編」(午後9時)に初出演&主演する。26日、同局が発表した。

 吉岡は、カサギヒロシ氏原作の「逃走鉄馬バイソン」3巻に収録された特別読み切り漫画をドラマ化した、サイコスリラー作品「寺島」で、主人公寺島ひなを演じる。ロックバンド銀杏BOYZの峯田和伸(39)演じる漫画家・山崎の前に現れた、かわいらしい女性アシスタントという役どころだ。吉岡は、90年に放送がスタートした「世にも奇妙な物語」の大ファンで、今回の出演決定に喜びを爆発させた。

 吉岡 「世にも奇妙な物語」というのは私にとって特別なドラマで、必ず録画しておいてほしいのに録画されてなくてすごく悲しい思いを何回もしたことがありました。それくらい放送されるのを楽しみにしているドラマでした。「世にも奇妙な物語」だからこそできる作品がたくさんあると思います。そんな作品の一つに携われるのはすごくうれしいです。

 吉岡は撮影を振り返り次のようにコメントした。

 吉岡 「世にも奇妙な物語」は年に2回しか放送されないにも関わらず、制作陣の方々は毎週集まって作品のアイデアを練っていると監督から伺いました。そういう時間が積み重ねられて、10年も20年も心に残る物語が生み出される…、そんな撮影現場に参加させていただいてとても誇りに思います。短期間に集中して撮影する現場は初めてですが、「世にも奇妙な物語」はすごく短い期間でも心震わすことができる脚本が魅力で、私にとってはすごく刺激的でした。

 そしてファンに向けて「私が子供の頃に見た『世にも奇妙な物語』は、今でも忘れず、いい意味でトラウマになっている作品が幾つかあります。今回の『寺島』は半年かけて1作品を作るチームが10年間、温めてきた思いの詰まった作品です。どのシーンにも細心の注意を払って撮影されています。私が主演した作品が生み出すトラウマを、ぜひ受け取ってください!」とメッセージを送った。