アイドルグループdropを卒業すると発表した滝口ひかり(22)が、期待されることへのプレッシャーに苦しんでいたことを明かした。

 グループの中でも“2000年に1人の美少女”と称されるなど注目を集めてきた滝口だが、11月11日に開催される東京・ディファ有明公演をもって卒業することを8月に発表。25日にツイッターを更新し、9月24日の生誕祭でファンに向けて語った手紙の内容を掲載した。

 デビュー時から注目され、すぐに乃木坂46と同じステージに立てたことで「あぁ、芸能界ってこんなもんか。簡単だな。正直なめてた」と甘く見ていたという気持ちを赤裸々に明かした。

 しかし以降は伸び悩み、それでも周囲からは飛躍を期待されることに「そんな言葉がずっと苦しかった。私次第でdropが変わる。プレッシャーだった」と振り返った。

 2000年に1人の美少女と言われたことにも、「いいや、私は滝口家に生まれた普通の女の子だ。本当にこれでいいのかよ自分の人生。そう思ってしまいました」と葛藤があったことを明かした。

 グループ卒業を決意したが「dropが大好きなのは今でも変わりません。これからも、ずっと」と滝口。卒業後は1ファンとして応援するとし、「5人でかなえられなかった夢を 私が辞めたことを後悔するくらい どうかかなえていってほしいです」と期待した。