子宮頸(けい)がんが再発し、手術を受けていたことを明かした女優の古村比呂(51)が、初めてがんが見つかった当時からの心境の変化について語った。

 古村は11年12月に子宮頸がんを発症し、翌年2月に手術を受けたが、昨年3月に再発し手術を受けていたことを今年9月のブログで明かした。

 1日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」に出演した古村は、再発したことがわかった当時を振り返り、「『今まで頑張ってきたのにどうして』って落ち込む気持ちが強くて」と心境を明かしたが、1回目の時とはがんとの向き合い方が変わったという。「5年前は『よし、闘っていくぞ』って、ちょっと拳をあげる気持ちが強かったんですけど、(今回は)がんと一緒に共存していく、共生していく。『がん細胞さん、よろしくね』って。闘うっていう気持ちはまったくなかった。すごく力が入らなくて、私には合ってる気がする」と語った。

 また、再発の兆しについて聞かれると「ないと思います。やっぱり100%とは言い切れないということは自分では覚悟しています。だからこそ今できることをやっています」と前向きに語った。